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    Vistaや7では自動調整され、手動で設定は出来ない
    XPではレジストリの「HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Services\Tcpip\Parameters」にある「TcpWindowSize」の値
    フリーソフトを使用したほうが早いかつ安全でしょう
    基本的に優秀な機能のようなので、無効にする必要はなさそうですが
    一部のルータに接続できない、ホームページによっては問題が出る等
    固有の症状が発生した場合には、下記の方法で固定化することができるようです
    
    
    ●この自動調整機能を止めたい場合
    コマンドプロンプトを管理者として実行し
    「netsh interface tcp set global autotuninglevel=disabled」と入力
    「netsh interface tcp set global autotuninglevel=normal」で元に
    「netsh interface tcp set global autotuninglevel=highlyrestricted」デフォルト値を越えたところまでにウインドウサイズを設定する
    
    http://www.dslreports.com/tweaks
    このサイトでは、同サイトでの速度測定中で得られた最大値(もしかすると最後の値かも)のRWINを表示してくれる
    上記サイトでRWINを確認した結果が下記のとおり
    
    
    disablednormal(デフォルト)highlyrestricted
    実測25Mbps前後実測130Mbps以上実測80Mbps前後(多分)
    この結果からウインドウスケールがかなり有効であることがわかります。 パケットの中身を見ると通信開始初期は65535のRWINに対し
    通信中には下記のように変化していっています(下記のRWIN=537088)
    主なTCP拡張オプション
    ※相手にこの実装が無ければ無視される ウインドウスケール 16bit(64KB)より大きなウインドウサイズを表す為に使用する ※TCPヘッダーのウインドウサイズフィールドは16bit。  よって拡張TCPオプションが無ければ64KBが最大値になる  この拡張オプションに指定した値分(0〜14の範囲で)を  ビットシフトすることでウインドウスケールを実現する。(RFC1323) SACK 受信確認の応答アルゴリズムを最適化 部分的にACKを返すことで、無駄な再送を防ぐ(RFC2018) 3ウェイハンドシェイク内で双方が通知できた時のみ使用される サンプル[Googleからの応答] TCPタイムスタンプ パケット中に送信時間を埋め込むことで、RTTを計測し TCPの再送タイマアルゴリズムの最適化を行う [参考] Windows 2000 および Windows Server 2003 の TCP 機能について http://support.microsoft.com/kb/224829/ja
    TCPオフロード
    パケットをキャプチャ中に下記のようなパケットを見ることがあります TCPオフロードエンジンやTCPチェックサムのオフロード機能があるNICの場合、このエラーが出るようです。 ※オフロード機能 TCPのパケット処理をパソコンのCPUではなく、NICのハードウェアで処理をすることでCPU負担を減らし、結果処理能力を向上させるもの TCPヘッダーの中身の一部 [参考] http://support.microsoft.com/kb/243294/ja

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