• ホーム
  • サーバ
  • Apache
  • Apacheのインストール
  • Apacheのインストール

    
    ■インストールディレクトリ
    標準的なディレクトリ構造(Solaris Freeware Projectのパッケージ等)
    	/usr/local/apache
    		/conf/		設定ファイル
    		/bin/		httpd等の実行ファイル
    		/include/		開発用ヘッダファイル
    		/libexec/		実行用ライブラリ
    		/man/		manマニュアル
    		/cgi-bin/		CGIファイル用
    		/htdocs/		HTMLのドキュメントルート
    		/icons/		アイコン用の画像ファイル用
    		/logs/		ログファイル保存用
    		/proxy/		PROXYキャッシュファイル用
    
    Solaris8 SoftwareCDパッケージ
    	/etc/apache/		設定ファイル
    	/usr/apache
    		/bin/		httpd等の実行ファイル
    		/include/		開発用ヘッダファイル
    		/libexec/		実行用ライブラリ
    		/man/		manマニュアル
    	/var/apache
    		/cgi-bin/		CGIファイル用
    		/htdocs/		HTMLのドキュメントルート
    		/icons/		アイコン用の画像ファイル用
    		/logs/		ログファイル保存用
    		/proxy/		PROXYキャッシュファイル用
    ■バージョンの確認
    	/apache/bin/のhttpdにオプションを付けて確認
    	./httpd -v	バージョン情報
    	./httpd -V	ディレクトリ構成表示
    	./httpd -l	組み込みモジュールの確認●
    
    
    例 mod_davも有効にしてインストール
    ./configure --enable-modules="so ssl dav" --with-ssl=/usr/local/ssl \
    --prefix=/usr/local/apache2 --sysconfdir=/etc/apache
    
    その他のconfigureオプション
    [参考-英語]
    http://httpd.apache.org/docs/2.0/programs/configure.html
    
    	--sysconfdir	httpd.confを置く場所の指定。指定しない場合は/usr/local/apache2/conf
    	--prefix		インストールする場所の指定
    	--with-ssl	SSLを組み込む
    			=/usr/local/ssl等のパスでSSLがインストールされた場所の指定
    	--disable-autoindex	ディレクトリ内の表示を無効(オートインデックス無効)
    	--enable-proxy		リバースプロキシを使用できるように
    	--enable-ssl		SSLを使用できるように
    	--enable-usertrack		クッキーを使用できるように
    	--enable-so		後でモジュールを動的に適用できるように
    	--enable-mods-shared=all	全部モジュールを入れる
    	--with-included-apr	aprはApache Portable Runtimeの略。
    		OS間の環境の違いを吸収するサポートライブラリ。2.2.4以降はバンドルされているらしい。
    		Apache本体のみのインストールであれば不要だが、多くのモジュールで使われるようなのでほぼ必須。
    
    	○LDAP関連モジュール
    	--enable-ldap		=shared をつけるとmod_ldap.soを作成
    	--with-ldap		LDAPサーバへの接続を行うモジュールを組み込む
    	--enable-authnz-ldap	LDAP認証の為のモジュール。この3つはだいたいセットで使う
    
    	./configure --help で確認
    	(レイアウトはソースの中のconfig.layoutファイルに記載されている)
    
    
    
    Apacheのアップグレード
    下記公式HPのアップグレードが参考になります。 http://httpd.apache.org/docs/2.0/ja/install.html バージョンアップの方法として、2つあります。 ●マイナーバージョンアップ(2.2.xxのxxだけが違う場合) →ドキュメント、ログファイル、設定ファイルは上書きされずその他の実行ファイルやモジュールだけが  上書きされる(バージョンアップされる)  [手順]  現在動作しているApacheのソースが残っているならそれを使う  例 cp /usr/local/src/apache2.2.xx/config.nice /usr/local/src/apache2.2.yy/config.nice  ※config.niceファイルとは・・・その時(前回)にconfigureを実行した時の記録(コマンドラインの形で)  ./config.nice ※configureの代わりに使えばオプションの指定をわざわざしなくても前回のオプションどおりに  make  make install インストールしただけでは、まだ旧Apacheがメモリ上で動いているので  /usr/local/apache2/bin/apachectl stop 旧(現在動いている)Apacheを停止  /usr/local/apache2/bin/apachectl start 新(今インストールした)Apacheでスタート ●メジャーバージョンアップ(x.y.zzのxやyの数字が違う場合) →1から新規インストールする  configure時に--prefixを指定しない場合は、/usr/local/apache2に上書きされてしまうので注意  メジャーバージョンアップになる場合は、バージョンアップ前と同じ設定ファイル等で動くとは限らないので注意  ◎ダウンタイムを短くする為には別の場所(--prefixを指定して)にインストールし、   configファイル中のListenで別ポートで実行してみて正常に動作することを確認後、切り替えると良い。  ※なおもちろんマイナーバージョンアップにこちらの方法を使用しても問題は無い(面倒という事だけ)

    前へ  トップへ inserted by FC2 system