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    着信、発信メッセージを問わず全てのメッセージはキューを通過します
    キューマネージャデーモンqmgr
    ■キューの場所
    queue_directory = /var/spool/postfix	キューの場所のパラメータ
    中身
    /var/spool/postfix/incoming	まずここに入るキュー
    /var/spool/postfix/active	処理中
    /var/spool/postfix/bounce	永続的に配送不能なメッセージ(サーバに接続できたがユーザが無い等だった等)
    /var/spool/postfix/corrupt
    /var/spool/postfix/deferred	配信不能
    /var/spool/postfix/hold	キューに無期限で入れておきたい場合に使用
    /var/spool/postfix/defer	一時的に配送不能なメッセージ(サーバが見つからないなど)
    
    □キューのスケジュール
    deferredキューを定期的にスキャンし、再度配信が試みられる
    maximal_queue_lifetime = 5d	5日間再配信が試みられる。0の値を設定すると直ちに送信者へ送り返される
    bounce_queue_lifetime = 5d	配送できないと見なすまでに、バウンスメッセージがキューに入っている最大の時間
    			0を指定するとメール配送の試行を1回だけにします
    			※バウンスメッセージ…システムが作成したエラーメール
    			 なおダブルバウンスとは、そのエラーメールがエラーになった(送れなかった)ということ
    queue_run_delay = 1000s		1000秒間隔でキューのスキャン(deferredキューのチェック)が行われる
    minimal_backoff_time = 1000s	再配信試行最小時間
    maximal_backoff_time = 4000s	再配信試行最大時間
    qmgr_message_active_limit = 20000	active キューにあるメッセージの数の上限(デフォルト20000)
    
    ★代理配送ホスト
    fallback_relay = host	なんらかの理由があり送れなかったとき再配送を指定したサーバにまかせる
     指定形式はtransport_mapsと同じでhost、host:port、[host]:port、[address]、[address]:portで指定
     指定しない場合は、通常のメールに混じって再配送処理も行われるので、遅延等が発生する可能性がある
    	これを回避する為に再配送専用サーバを用意し、再配送はそちらで処理させるのが望ましい
    
    

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